ELFシリーズは現在、多くの企業や研究機関、大学で活用されています。
このソフトウェアは、IEM(積分方程式法)を用いて電磁場を計算しています。
FEM(有限要素法)やBEM(境界要素法)で解析困難な場合でも簡単に解析できる場合が多数あります。
一般にIEMは電磁場を高速で高精度に解析できるポテンシャルがあります。
オーソドックスなIEMでは解の安定性に問題がありましたが、(オーソドックスなIEMの例 ≫)
弊社ではこの原因を解明して、独自の改良をほどこしました。
その結果、高速で高精度な解が得られる計算手法を確立することができました。
ELFシリーズ5.1をリリースしました(2024年11月)
⇒ DLL版が加わり、運動連成解析や最適化計算が可能になりました。
特長
マクスウェル方程式の積分形を使用しているので、空間メッシュ不要です。
メッシュの作成が容易です。
ソースからの解析式を使用しているので空間での電場や磁場が高精度です。
空間中の荷電粒子の軌跡の計算が高精度です。
複数の物体が運動する場合、物体間の空間にメッシュが不要なので、リメッシュする必要がありません。
引力も反発力もごく近くに近づくまで解析式により正確に計算できます。
一辺1㎝の磁石2個を1㎝から0.1μまで近づけた時に働く力の計算です。
ギャップが狭くても引力も反発力も同じ値に収束しています。
荷電粒子が磁石や電極に近接しても、解析式により精度が落ちません。
2つの部品が分離している場合はメッシュの連続性が不問なので、
メッシュサイズの極端な大小が可能です。
空間に非常に薄い磁性体がある場合は空間メッシュが不要なので簡単です。
磁石は外部から磁場が作用しても、内部の磁化の変化が少ないので極端に粗いメッシュで解析可能です。
着磁の解析も可能です。
コイル要素の分割は、空気や磁性体の分割とほぼ無関係に行えるので簡単です。
長い直線状のコイルは分割する必要がありません。
3次元解析、2次元解析、軸対称解析
静磁場解析、動磁場解析、渦電流解析、過渡解析、正弦波解析、静電場解析、荷電粒子軌道解析
磁性体、磁石、コイル、導体、磁性導体、電極、誘電体
磁場・電場、磁束密度・電束密度、渦電流、電荷密度、力、運動
誘導電流、ジュール熱、鎖交磁束、インダクタンス、荷電粒子軌道
電子顕微鏡、センサー、磁石製品、磁気シールド、モーター、リニアモーター、リレー、プランジャー、トランス
電子線ホログラフィー、スパッタリング、MEMS、磁気ヘッド、平面ブラウン管
電子銃、加速器、コンデンサ、ガイシ
無料のデモ版・使用方法
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