電磁場解析ソフトウェア 株式会社エルフ

ELFシリーズではクーロンの法則やビオ・サバールの法則を使って、導体や磁性体の相互作用を連立方程式を立てて解きます。
この解析手法は高速で精度よく計算可能である半面、メッシュの切り方によっては不安定な解が発生する場合がありました。
弊社ではこの原因を解明し、メッシュの切り方によらず安定した解を得る解析手法を確立しました。
1985年に開発した初期の解析手法以来、1993年,2003年,2013年にも解析手法の改良を行いました。
有限要素法で解析困難な場合でも簡単に解ける場合が多く、多数の企業や大学、研究機関で活用されています。
特長
「空間メッシュ不要」「3次元計算が高速」「磁場が空間に漏れる解析が得意」「コイルや磁石の扱いが容易」
「スケールの異なる部品の混在が容易」「非常に薄い磁性体の解析が容易」
「空間電場/磁場も解析式により高精度な解が得られ、荷電粒子の軌跡の計算が容易」
IEmeshによるオートメッシュの例(ELFシリーズ4.70)
作成中の形状を確認しながら機能(コマンド)をメニューから選び、
表示される説明に従ってパラメータを入力し、ボタンを押すとメッシュ形状が更新されます。
これを繰り返すとモデルを作成する手順のスクリプトができていきます。
:が付いた数字は画面をピックして自動入力した節点番号です。
直方体やコイル、アーチ形状などを作成するコマンドが色々あります。
これらを使えば僅か6行のコマンドでこんなモデルも作成できます。
スクリプトをステップ実行する機能があり、1行ずつ確認することができます。
所望の形状が得られない場合、原因がある場所の発見が容易です。
変数の数値を書き換えることでモデルの寸法や位置や分割数が簡単に変更できます。
変数の値に演算結果を代入することもできます。
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